肺に潤いを!干し柿の白和え

初めまして岡田です。
中医学を分かりやすく
楽しくお話していきます。
今回は「肺」について。
秋になって空気が乾燥すると
影響を受けやすいのが「肺」です。
「肺」は潤いを好む臓器なので
乾燥するこの時期は特に注意が必要よ。


喉や口の乾燥は感じることがあるけど
「肺」の乾燥って初めて聞きました。


「肺」が乾燥すると、そこで作られた<br>
「気」が熱を持って呼吸器を通るので<br>
喉が乾燥したり、口の渇きを感じるの<br>
喉の乾燥や呼吸がしづらいなどの<br>
症状があるときは要注意よ。<br>
「肺」が乾燥すると中医学でいう<br>
「気」も作る力が弱くなりその結果<br>
体の免疫力が低下して様々な症状が<br>
出てしまうの。


「肺」って呼吸するだけではなく体の中で
すごく重要な役割をしているんですね。


そんな「肺」に潤いを与えてくれる
食材の一つが秋の味覚「柿」よ。
今回はそんな「柿」を使ったレシピで
「干し柿の白和え」を紹介します。


材料
・レンコン 80g
・春菊 4本
・干し柿 1個
・木綿豆腐 1/4丁
・松の実 20g
→すりごま(白)で代用も可
・砂糖 小さじ1/2
・薄口醤油 小さじ1/2
・塩 少々
・だし汁 大さじ2

作り方
1、豆腐を水切りする。
2、レンコンは1.5センチの角切りにし、
塩を加えた湯で茹でる。春菊は葉摘み
下ゆでしておく。干し柿は細切りにする。
3、すり鉢に、フライパンで煎った松の実を入れて
よくする。
4、3に砂糖、醤油、水切りした木綿豆腐、だし汁の順に加えて
混ぜ合わせて、塩で味をととのえる。
5、2を4で和えて器に盛る。


漢方の先生からのオススメレシピなので
中華料理かなと思っていたのですが、
意外と和食なんですね。


中国の方とは胃腸の強さや体質が異なるの。
なので特に体が弱っている時など養生したいときは
日本食をベースに中医学の知識を応用した
今回のようなレシピをオススメしているわ。


食養生って奥深い。
ぜひ作ってみたいと思います。
今回もありがとうございました。

 

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